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K氏の体験談

5/5日早朝、
白木から出航・・・
山に濃霧がかかっていたが
海上は池の様にべた凪で視界も良好・・・

これはと思い約3海里離れた大物ポイント、トーグリまで走った。
早朝の為、他の船は1隻もいない。

気分良くアンカー降ろして釣り始めるが、
潮が全く流れず、何のアタリもなく、餌取りもいない。

そのうち大型船が3隻ほどやってきてそれぞれのポイントで釣り始めるが、
やはり釣れないのか、ポイント移動を頻繁に行っている。

此方も数回ポイント異動するがダメ・・・・
水深60mの手動アンカ巻き取りは辛い・・・

風も出てきたし、波立ってきたので
帰港しようとアンカーを引き上げエンジンかけていざ出発・・・

と思い、
周りを見渡すと
陸上付近は濃霧で真っ白・・・

どの方角が立石岬、越前海岸・・・
視界ではさっぱり解らん。

しかしこんな時に頼りになるのがGPS付き魚探
帰港場所をメモリーから呼び出しセットすれば航路を最短距離で案内してくれる。

やっぱり頼りになる優れ物・・・・と思いつつ
色々触ってみるがどうもうまく行かん・・・・
よー考えたらGPS機能は殆ど使った事が無いし取説もまともに読んでない・・・・

しゃーないのでGPS画面に切り替え画面を縮小したら、
確かに自船の位置が点滅し、
陸地、半島、漁港の地図も出てきたのでこれで位置関係はよー解ったが、
問題が一つ発生・・・

船首がどちらに向いているかはGPSでは解らない。
ボートを走らせると走行軌跡が表示されるが、
画面を縮小して見ているのである程度走らないとどの方角に走っているか解らない。
波も強くなり、大雨も降ってきたのでスピードも出せない。

仕方が無いので画面を拡大して直ぐにボートの軌跡が解るようにしたが、
そうすると自船位置を中心に拡大される為、画面から陸地の地図が消えてしまう。
かなりウロウロしてやっと進むべき方向が解ったが、



いやー初めての体験、かなりビビリました。
まさに宝の持ち腐りとはこー言うことなんでしょうでしょうねー。
今日は取説しっかり読もーっと      



教訓
1・春先の天候は急変し易いので、あまり遠出をしない。
2・解らなくなったら、近くにいる船舶、通りかかった
    船舶に尋ねる。
3・焦らず、落ち着く事。
4・携帯電話を持参・・・天気予報をこまめに確認
   (当日は濃霧注意報が出ていたらしい?)
5・磁石を持参して大まかな陸地方角を把握しておくこと。
6・魚探があれば水深の浅い方へ進む。(陸地に近づいている?)

後で考えれば色々有るもんだ

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